- 親が一人暮らしだが、転倒事故が心配
- 親を在宅介護しているが、不在時の転倒が心配
こんな悩みを解決出来る記事を用意いたしました。
転倒事故に対して家族ができることは何か?という家族の視点で記事を書きました。
転倒事故が起こるのは、以下の3つが多いようです
- 夜・明け方にトイレに行くとき
- 車いすに乗ろうとするとき
- ベッドから落ちるケース
転倒をしてしまうと、更に容態が悪化してしまい、元の生活に戻るのが難しくなる可能性も高くなり、ご自身の介護負担が更に大きくなってしまいます。
ぜひ最後まで読んでいただいて、お役立ていただければと思います。
対策①:食事と運動で徹底予防
まずは食事と運動で徹底的に予防をしましょう。
食事については、あえて、超簡単にアドバイスすると
- 必要なカロリーを、可能な限り、食物繊維とタンパク質から摂る
- 水分もきちんととる
となります。
詳しくは本ブログでは解説しませんが、詳しくは、以下のサイト等をご覧ください
運動については、各自治体で転倒予防も含む介護予防に関する参加型の講習が開催されているので、「介護予防 (自治体名)」等で検索して、参加してみるのが良いかと思います。
もちろん、既にケアマネが付いている場合は、勧められた運動をやっていくことも重要です。
対策②:福祉用具について理解を深めよう
福祉用具について理解を深めることは非常に重要です。
転倒防止ができる様々なツールがあります。
基本的にはケアマネが選んでくれますが、気が利かなかったり、福祉用具に詳しくなかったりするケースもあるため、家族側から主体的に動くことも必要です。
※ケアマネは当たりハズレありますので、要注意です。
最新の情報を常に集め、「この用具を試してみたい」というように、常にケアマネに提案していくことも非常に重要になります。
「福祉用具 最新」、「福祉用具 一覧」等というような形で、検索して情報収集するのが良いでしょう。
例えば、以下のようなサイトを参考にするのが良いと思います。
https://www.nji.co.jp/carehealth/product.html
https://www.ycota.jp/newitem
対策③:ITを積極的に使ってみよう
まだ比較的お元気な場合は、ご自身でITを活用していくことも重要です。
例えばApple Watch等のスマートウォッチは転倒検知機能があり、転倒した際には、ご家族にSOSを発信することも可能です。
ITの嫌いな世代の親にスマホを持たせ、スマートウォッチを持たせることは大変かもしれませんが、ぜひきちんとメリットを説明して、積極的に活用してみてください。
転倒検知以外に高齢者がスマホ×スマートウォッチを持つメリットは以下のようなものがありますので、親にITを使わせるときの参考にしてみてください。
- 現金を辞めて、電子マネーを活用することで、重い財布やカバンを持っていく必要がなくなる
- 現金を辞めて、電子マネーを活用することで、ポイントがつく
- Google検索をもっと身近にさせて、図書費の削減
- 高齢者においては、ITを使った方が頭が良くなるという実験データがある(高齢者以外は逆に頭が悪くなる)
ITは若者が楽しむものだけでなく、高齢者の健康寿命を延ばす手助けをしてくれるものでもあります。
他にも、転倒防止をするための、見守りカメラ等様々なITが販売されていますので、ぜひ色々と調べてみて、積極的に活用しましょう。
情報を武器にして、転倒から守る
転倒防止には
- 適切な食事と運動
- 福祉用具とITに関する情報収集と積極活用
が必要であるとここまで述べました。
受け身ではなく、積極的に情報収集し、活用してみるということが非常に重要になります。
ぜひ情報のアンテナを高くしていただけると良いかと思っております。
今回は在宅介護・親が家にいる前提で書きましたが、施設介護においても、家族が主体的に情報収集することで、転倒も含むあらゆる事故を防ぐことはできます。
以下の記事でその辺りの事は書いておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
【近日公開】介護福祉士がこっそり教える、良い施設と悪い施設の見分け方
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